そこまで大層なものではない
はじめに
国立大の博士課程は最高学府の東京大学さんとかSCIENCE TOKYOさんを除けば、大体53万円チョイの授業料を払います。これは文科省の省令で標準額として定められていますね。
これを基準にして、地味な国立大学の大学院に所属する僕が学費が払えるのか記録のために帰りの電車の中で整理のためにこのエントリを残します。
学費
学費の免除とか諸々なかった時を想定します。
ありがたいことに授業料は標準額よりかけ離れていないなので、1年で53万円としてオーバードクターしなければ3年間で159万円の学費を払う必要があります。
余談ですが、独立生計とか色々駆使すれば全免とか半免になるのではないかと思いますが、今回の趣旨と外れてしまいますので考慮しません。(博士後期課程の学生なんて少ないんだからみんな全免にしてくれても良いのに…)
資産
Jasso
修士課程でJASSOの第1種奨学金を8.8万円/月借りていて、そこから修士課程の学費・定期代・学会参加にかかる雑費などを出しています。
そんなに借りなくとも大体4万円/月ほどで学費はフルに払えますが、定期代がどうしても高いのと、修士2年の間でアルバイトが出来なくなった時の保険、余った分を博士課程の学費として使おうと考えてこの額を借りています。
ちょうど今月(か来月)に半期分の学費が引き落とされるので、それを勘定すると修士課程終了までに1年分と15万円くらい足りません。
NISA
NISAは修士課程に進学した年の5月から少しずつオルカン・S&P500・先進国に積立しています。これまでに旧つみたてNISAと新NISA(つみたて)を併せて20%程度の利益が出ています。(2024.10.01現在)
このままD3の学費引き落としまでに積み立てができれば元本が70万円ほどになるはずなので、含み益を無視しても先ほどの不足分をギリギリ補ってます。
収支予測
以上を考えれば、とりあえずは含み益を考えなくても学費が払えると考えます。しかし、NISAが予測不能なのでこればっかりは僕の手に負えません。含み益が増えてくれれば若干の親孝行費が出るくらいですかね。
学振が当たってればなあ…